面接の質問集

面接の質問集

企業側は、あなたについてとても知りたがっています。あなたが会社にとって即戦力であり、通用する人材なのか、そしてあなたがどのくらいこの会社で勤めたいのか、企業を選んだ理由やあなたが企業にとってどのくらい力を見せてくれるのかなど、採用の合否にかかっている大切な面接です。

その企業によって、手短に数分で面接を終える会社もあれば、10分以上かけて面接をする会社など様々な面接の仕方があります。 別々の会社でも、やはり面接時の質問内容はほとんど変わりありません。その質問はどれだけ重要性があるのかということがよくわかりますね!
ここであなたの見せどころです!!自分の持ち味を大いに面接官に見せてみましょう!

あなた自身で決まる!

採用の合否は、あなた自身の受け答えや発言によって決まります。面接は緊張しますから、思うように面接官に伝えることが出来なかったというケースは良くあります。失敗を恐れてはいけません!どんな結果であろうと、精一杯明るく元気に面接に臨むことが大切です。

面接の質問

<必ず質問される内容>

今までは、どのような仕事をしてきましたか?
企業は、あなたが希望している仕事に適しているかを知るために質問をします。ここではきちんとあなたの得意としている仕事や、自分が担当したポジションなどをわかりやすく明確に伝える事がポイントになります。
この職種を希望した理由は何ですか?
以前は違う業種、または転職で仕事を希望した人にはよく聞かれる質問です。希望した仕事についてどのくらい理解をしているのか、やる気や意欲を知るために質問する内容です。希望した職種に、どのくらい前向きな姿勢であるか、それまで積み重ねてきた経験や努力してきたことを相手に伝えることが大切です。
あなたの長所と短所を教えてください。

自分自身の良いところ、悪いところをどう活かしたり改善したりしていくのかをチェックします。長所と短所は、一つにまとめて伝えるのがコツです。例えば

「私は、やることに対して人よりペースが少し遅いですが、そのかわりみんなに負けないよう人よりも何倍に勉強や努力をし、色んなことに最後まで責任をもって行動をいたします。」

というように、短所を先にもってくることによって、その短所をいかに改善するように(ここであなたの長所が現われています)努力をしているかを伝えましょう。

入社したらどのような仕事をしてみたいですか?
企業側は、あなたの持っているイメージと、実際に企業で行なっている仕事内容にどのくらい近いのかをチェックします。自分が挑戦したいこと、企業に対してどのくらい貢献できるか、そして希望した企業でのやる気と意欲を見せることが重要なポイントになります。

<他にあげられる面接質問>

  1. 前職を退職した理由(ここであなたのやる気やどのくらいのリスクがあるのかわかります。)
  2. 会社の印象(希望した企業の一番最初の印象)
  3. 給与や残業について(どのくらいの給与を希望しているか、残業は行うことができるのかなど)
  4. 社会人になる心構え(どのような社会人になりたいか、社会人になるにあたっての目標など)
これらを質問されても、直ぐに受け答えができるようにしておく事が大切です。

自己PRについて

企業に、自分自身の持っている魅力や伝えたいこと、そして人間性をいかにアピールできるのかが「自己PR」です。もちろん、あなたの性格についてなど面接官が聞き入るような、虜にしてしまうような内容の濃い自己PRにしましょう。また、他人とは違い私はこういうものを持っているなど、あなた自身にしかない魅力を面接官に思う存分アピールをしよう!失敗をしても、明るく前向きに「心から伝えよう!」という気持ちが一番大切です。最初の言葉が面接官に印象を与えますから、自信をもって企業側に「あなた」について興味を持ってもられるような内容を紹介し、最高の自己PRにしよう!

志望動機

働きたい企業でも、やはり一番悩んでしまうのは志望動機だと思います。企業にあれこれ思っている事を簡潔に伝えることが容易ではありません。「ここで働きたい!」という気持ちがあるから、あなたはその企業を志望しました。そしたら、その気持ちをそのまま伝える事がベストです。あなたの持っている強い意志がとても大切です。思っていることをノートに箇条書きにしてメモをしてみましょう。色んな伝えたい内容がでてくると思います。今度はそれを短文にし、まとめてみましょう。そうする事によって一つの内容が完成しますよね。とにかく書き出してみることが大切です。その会社でやりたいことや挑戦してみたいこと、そして具体的な内容をわかりやすくひとまとめにすると、より良い志望動機が完成します。

面接での注意点

面接では、思ったことや意見など率直に伝えることはとても大切です。ただし、面接官を不愉快にするような内容や発言は、あなたにとって最悪な結果をもたらしてしまいますので、思い当たる人は注意をしましょう。

1. マニュアルなどをそのままコピーする

マニュアルや会社案内に掲載されているものを、そのまま使用したり自分で考えたり工夫を凝らすことが出来ていない内容はNGです。面接官は、すぐにコピーや何かをそのまま真似ているのだなとわかります。心が込められていないのだな、この人はやる気がないのだなと思われてしまいます。

2. 志望動機、自己PRを履歴書に書いたものをそのまま伝えること

履歴書に記載されている内容は、面接官はしっかりと把握しています。面接官は、あなたのもっと幅広い話題や、あなた自身のまだまだ伝えきれない思いを聞きたいと思っています。記載されていることしか答えることができないのであれば、面接官は「ただ暗記して棒読みをしているだけだ」など、企業にたいしてあまり興味がないとか、やる気がないなど思われてしまいますので注意をしてください。

3. 長すぎるトーク

自己PRなどを紹介している際に、ついついプライベートの話にずれてしまい、長々と楽しく話をしてしまう人も少なくはありません。面接官は呆れてしまい、面接を中断したくなってしまいます。楽しい話しをする場ではなく、企業で働かせていただくために面談をする大切な機会ですので、くれぐれも違う方向にならないよう注意をしましょう。